CSR 社会貢献活動|太田油脂株式会社

CSR 社会貢献活動

地球のための循環型企業

食品を取り扱う当社は、安全・安心・環境に対して高いレベルを求める消費者と近いところで仕事を行なっています。そのモノ・コトに従事する私たちは、社会的責任も大きな役割として担っています。

「最高の製品を作り、環境に与える不必要な悪影響を最小限に抑える」それが当社のCSRの基本的な考え方です。

働きやすい職場へ(育児介護制度)

Resource

資源の循環

油を搾ったあとの油粕から
飼料や肥料を作り、活かします

例えば、「えごまオイル」の場合
エゴマの葉

昔ながらの製法で絞ったえごまオイル。その副産物としてできるのが油粕です。菜種油の油粕は、創業当時から畑の肥料、そして盆栽の肥料として活用されてきました。現在では、えごまの油粕も、地元で有効利用されています。

油粕
(えごまミール)

油粕(えごまミール)

えごまの油粕には、アルファリノレン酸がたっぷり含まれています♪

飼 料

飼料(えごまミール)

オイル

えごまオイル

商 品

えごまオイル(食用)/匠の塗油(自然塗料)

えごまオイル(食用)
匠の塗油(自然塗料)

えごまオイル(食用) 匠の塗油(自然塗料)

家畜(鶏・豚・牛)

鶏

たまご

たまご

鶏のエサに使われると、その卵にもアルファリノレン酸が含まれます。たまごかけご飯が最高!と評判です。

シフォンケーキ

シフォンケーキ

さらに、その卵はケーキ屋さんにも利用されています。

豚・牛

豚・牛

肉

豚や牛のエサにも利用されています。すると脂肪部分の風味が良くなり、脂が美味しくなると好評を得ています。

こうして、地元の素材を活かした
地産地消の好循環「アップサイクル」が生まれています。
さらに、「菜種油」の場合は

油を搾ったあとの油粕から、飼料や肥料を作り、それらを利用して農産物を生産、収穫した菜種からまた油をしぼり、使用後の食用油からはバイオディーゼルの燃料などに再利用。環境への配慮と資源活用を最大限に考えています。

資源の循環・菜種油

Environment

環境への取り組み

バイオディーゼル燃料の広がり

使用済みの食用油を燃料に加工したバイオディーゼル燃料(e-BDF)。ダカールラリーに出場するトヨタ車体チームでもその高品質が証明されています。そのe-BDFが第二東名の建設現場など各所で活躍。コープあいち様の岡崎新センターでは配送車両用のBDFスタンドが設置されました。

環境への取り組み環境への取り組み

そして2016年1月には一般社団法人日本有機資源協会が主催する「食品産業もったいない大賞」の審査委員会委員長賞を受賞致しました。
資源循環サイクル「なのはなプロジェクト」にも、使用済み天ぷら油の再利用や副産物を肥料として次の栽培に使用するといった、環境への配慮と資源活用という考えに賛同し参加しております。

食品産業もったいない大賞なのはなプロジェクト

How to work

働き方への取り組み

働きやすい職場へ(育児介護制度)

従業員が仕事と育児を両立し、心身ともに健康で安心な環境で仕事に対し能力が十分に発揮できるよう育児介護規則を見直しました。仕事と育児の両立が計画的に行えることを目指しています。

働きやすい職場へ(育児介護制度)

部署の異なる若手女性社員だけで構成される「A・BU・LOVE(あぶら部)」、経営幹部と共に職場環境や制度等の改善を行う「紫雲英会(レンゲ会)」など、女性が活躍できる職場環境の向上をすすめています。

厚生労働大臣認定「えるぼし」

厚生労働大臣認定「えるぼし」を取得

厚生労働大臣認定「えるぼし」
働きやすい職場へ(育児介護制度)

Community

地域社会への取り組み

産学連携

積極的に学会や研究会に参加し、情報交換を実施しています。
「えごま油」も製造販売して四半世紀が過ぎていますが、研究機関の先生方との取組みで生まれた商品です。今ではオメガ3の食用油として、全国の医師・栄養士から患者への推奨をはじめ、料理研究家や健康に気づかう方々にも支持されています。

※2016年より、毎年開催されている日本脂質栄養学会大会にて、学会賞の1つとして、「太田油脂奨励研究賞」が設定されました。

産学連携

伊勢神宮式年遷宮(2度目の奉献)

伊勢神宮とのご縁は、1962年(昭和37年)に始まり、御灯明油と肥料の奉献は今も続いています。

社殿を造り替える20年に一度の大祭「第62回式年遷宮」(2013年)にも御灯明油を奉献いたしました。

伊勢神宮式年遷宮(2度目の奉献)

太田油脂文庫(昭和50年から続く・・・)

1975年(昭和50年)、第2代社長・太田一男が藍綬褒章受章を記念して始まった「太田文庫」。

2020年(令和2年)、名称を「太田油脂文庫」に改め、今日まで新年度の始まりと共に、岡崎市立福岡小学校・中学校への書籍寄贈が続いています。

太田油脂文庫

感謝イベント・工場見学

2007年に始まった「サンクスフェスタ」は、回を重ねるごとに地域の皆様をはじめとするご来場者も数を増し、大盛況となっています。太田油脂の企業活動の一端に触れて頂きながら、感謝を込めてあたたかい交流の場を作っています。

岡崎市内の小学生の工場見学では、資源の循環サイクルをe-BDF工場で実施している現場を見てもらい“もったいない”精神を学んでもらっています。

感謝イベント・工場見学
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